自転車の事故
自転車は手軽で便利な乗り物です。
小学校低学年の児童から、かなりのご高齢の方々まで、幅広い年齢層に利用されている乗り物です。
それだけに、事故のリスクも大きく、危険の多い乗り物であるということもいえます。
自転車事故もれっきとした交通事故です。
子供から大人まで、幅広く利用されるだけに、誰しもが加害者になり、被害者となる可能性があるのです。
ちょっとした接触で済む場合もあれば、死亡事故となってしまうこともあります。
歩行者との接触の場合は、自転車でも加害者ともなり得ます。
車両とぶつかってしまったときには、被害者となる場合が大半ですが、大きな事故となってしまうことがほとんどです。
交通ルールを遵守し、マナーを持った運転を心がけましょう。
自転車は車両?
自転車は道路交通法において、「軽車両」として位置づけされています。
ですから、道路交通法の規制が及びます。
つまり、自転車は歩行者のなかまではなく、車のなかまなのです。
ですから、車道と歩道の区別があるところでは、車道通行が原則とされています。
また、道路の左側に寄って通行するというルールがあります。
歩道を走る場合には、車道寄りの部分を徐行し、歩行者優先で、歩行を妨げてはいけません。
バイクにはヘルメット着用義務がありますが、自転車もヘルメットを着用して操縦すると、万一のときには安心です。
特に、幼児を幼児用座席に座らせて運転するときや、幼児・児童が自分で運転するときにはヘルメットを着用させましょう。
ちなみに、自転車を押して歩いているときには、歩行者とみなされます。
また、自転車は一部の道路をのぞき、他の自転車と並進してはいけません。
二人乗りや片手運転も禁止されています。
ですから、スマホの操作や通話、傘をさすことなど、片手で運転することになる行為は禁じられています。
ルールとマナーを守りましょう。
損害賠償責任保険
自転車の交通事故というと、自転車側が被害者となる場合を想定されることが多いようですが、自転車事故の際、状況に応じては自転車の運転者に損害賠償責任が生じるおそれがあります。
ときには多額の損害賠償責任が発生することもありますから、万一のことを考えて損害賠償責任保険に加入しておくことは大事なことです。
自転車事故によって生じた損害を賠償するための保険加入は、家族全員で加入することがおすすめです。
熊本事故治療.comでは、数多くの交通事故事例を経験しております。
保険加入のことなど、ご不安なことがあれば遠慮なくご相談ください。
自転車事故にあったら
自転車の事故による負傷者の人身傷害では脚部、胸部に傷害を受ける場合が多いというデータがありますが、重大事故の場合は頭部の損傷によるものが大半です。
事故発生時には、興奮状態でもあるので痛みを感じないということがありますが、数日してから痛みがどんどん増してくるということも珍しいことではありません。
事故の状態にもよりますが、打撲の場合、骨折はなくても骨の位置がずれてしまうということもあります。
まずは医療機関で画像診断など、体の状態を検査してもらいましょう。
打撲やムチ打ちなど、画像診断ではわからないけれど痛みがあるという場合は、整骨院での施術が有効である場合が多いので、整形外科などの医療機関との併用がおすすめです。
交通事故では、見た目には何ともないけれど体がつらいという症状に悩まされる人が多くおられます。
熊本事故治療.comでは、患者様の状況状態を見極め、最善の方法で早期回復を目指してまいります。
交通事故では様々な手続きや交渉事があり、なかなかご自身の治療に専念するという状況にはなりにくいものですが、できる限り患者様のストレスを取り除けるように、万全のフォロー体勢でご相談を承ります。
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