頚椎捻挫とは、首の骨の周りにある筋肉や靭帯、軟部組織に損傷を受けたものです。
一般的にむち打ち症といわれる症状の大半がこの「頚部捻挫」に該当します。
頸部挫傷とは、頚椎の周囲の筋肉が損傷を受けたものです。
首の痛み、首まわりの筋肉の凝りだけではなく、腕のだるさや指の痺れなどの症状があります。
むちうちの症状
むちうちの自覚症状としては、首痛、肩痛、めまい、手指のしびれ等で、その原因の多くは、靱帯、筋肉などの軟部組織が急激に引き伸ばされたことによる小内出血をともなった捻挫の症状といえます。
また、手指のしびれは、手指の動きを支配する末梢知覚神経に異常があって生じるものといわれています。
頚部の捻挫であらわれる症状は、頚部筋肉や靭帯、関節包の損傷が原因で、頭痛や首の痛みが中心となります。
事故直後には自覚症状がない人や、頭がぼーっとしただけという人もいますが、日がたつにつれて圧迫感、緊張感、頭痛、肩こり、脱力感、しびれやめまいなどの症状を訴える人がいます。
事故直後と、その後の症状の発症に変化がある場合、軽症であっても事故後速やかに病院を受診することは重要なことです。
病院でむちうちと診断された方へ
交通事故で、むちうちと診断されたら、頚椎の調整や筋肉を整える施術を行うことができる整骨院での治療をお勧めします。
むちうちは湿布や投薬では治らない損傷です。
しっかりと体の調節とリハビリを行うことで早期回復を目指しましょう!
筋力をアップすることや柔軟な体作りが、早期改善の近道です。頚椎捻挫が原因で、首や肩の筋肉が著しく低下してしまう事があります。
筋肉が低下すると、5kg程の重さがある頭を支えている首や肩が悲鳴をあげることになり、肩こり、首こりにつながります。
更に、そのまま放置してしまうと、頭痛や倦怠感をはじめとした身体の不調を引き起こす事になります。
むちうちには治療や施術だけでなく、筋力をつけるリハビリや、しなやかな身体作りを行う事で症状改善に大いに効果がみられます。
良い筋肉づくりが早期改善の近道となります。