交通事故と怪我は切っても切れない関係にあります。
少しでも多くの事例を知って、怪我の施術に役立てようと定期的に調べている中。
コロナウィルスが流行し、自粛ムードになった4月~6月に掛けては交通事故が減ったというニュースを目にするようになりました。
しかし、その自粛も解け再び事故が増えてきているようです。
そんな中、特集ページが組まれてひときわ目立っていたのが2019年4月19日に起きた池袋暴走事故の事でした。
高齢者と交通事故と免許
この暴走事故もそうですが、度重なる高齢者の事故によって見直しされているのがあります。
それが、免許返納です。
この交通事故から、免許返納とよく耳にするようになりましたが、熊本ではどうなっているでしょうか?
調べてみた所、古いデータではありますが、見つける事ができました。
熊本県警察本部運転免許課
高齢者の運転免許自主返納
画像がぼやけていてきちんとしたエビデンスとなるか分かりませんが、高齢運転者による死亡事故件数は年々減少傾向にはあるようです。
同時に、運転適性相談件数も増加傾向にある事から、年々安全運転に対する意識が高まっていると言えるでしょう。
しかしながら、同時に考えないと行けないのは年々増加する高齢者と、ライフラインであり移動手段の要である車との関係性です。
熊本市内でしたら、まだバスや市電など移動手段が豊富なのですが郡部になってくると手段が限られており、長時間待つことにもなります。
熊本県でも、免許返納者に支援をしているようですが、 若年者がきちんと興味を持ちこの政策が有効かどうかを考え続ける事が必要があるでしょう。
なぜならば、数十年後に同じ立場に立っているのは現在の若年者である人達だからです。
自分達もいずれは高齢者になる以上、こういった問題は避けては通れません。
自分達が対象になった時、すぐにでも対応できるように今のうちから考えていきたいものです。