皆さん、お元気様です!
熊本県熊本市整骨院 元の交通事故豆知識に関するブログです。
池袋事件を切っ掛けに、全国で高齢者の運転について見直されて来ていますね。
もちろん、若い人も交通事故を起こしますし高齢者だけが悪いとは言えません。
しかし高齢者の方が反応速度や危機回避能力が若者よりも劣っている事は事実です。
もちろん東京のような公共交通機関が発達してどこにでも行けるのであれば、高齢者は車に乗る必要がないと言えるでしょうが私達の住んでいる熊本は、車がないと生活が厳しいのも事実です。
今回は、高齢者のアクセル踏み間違いについてお話していきたいと思います。
なぜアクセルを踏み続けるのか
最近の車は、シフトチェンジの必要がないオートマ車に乗ることが一般的です。
右足でブレーキとアクセルを操作するのですが、両方とも踏み込む動作が必要です。
隣接しているためどんな人でも踏み間違いは起こりますが、若い内は大事故につながる前に急ブレーキを踏めるのですが、高齢者になると意識と行動が伴わず交通事故を起こしてしまうのです。
また、足の開き方も高齢者は自分が思っている以上に開くことができません。
なので、バック時にブレーキを踏んだつもりがアクセルを踏み抜き、建物に突入してしまうのです。
人間はパニックを起こした時に固まってしまうのですが、回復時間も高齢者は遅く意識が飛ぶ空白時間が長いのでアクセルを踏みっぱなしになってしまいます。
どうすれば防止できるのか
一番安全なのは、免許の返納です。
しかし、熊本は車がないと不便な所が多々見受けられます。
まずは高齢者に、自分は運転が得意ではないと自覚を持っていただく事が優先されるのではないでしょうか。
また、現在では踏み込んでも速度が出ない装置や自動車の開発も進んでいます。
今の若い人達でもゆくゆくは高齢者となります。
これ以上アクセルの踏み間違いで尊い命が亡くならないために、自分がそして知人が安全運転を心かけたいですね。