皆さん、お元気様です!
熊本県熊本市整骨院 元のむち打ちに関する豆知識ブログです。
交通事故でむち打ちになると、めまいや頭痛、肩の痛みなどに悩まされることはお話しました。
しかし、むち打ちの影響は何も上半身だけとは限りません。
今回は捻挫や神経根以外のむち打ちについてお話いたします。
目次
むち打ちで起こる脊髄のダメージ
むち打ちの大半は骨の捻挫を引き起こすのですが、中には頚椎の中にある脊髄にまでダメージを負う方がいます。
脊髄までダメージが行き、その付近が傷つくと足のしびれや下半身のトラブルが目立ちます。
足のしびれを感じる為、歩行に支障が出たり酷い時には歩こうと思っても足が思い通り動かなかったりとする場合もあります。
他にも頭痛、めまい、吐き気、集中力や思考力の低下や視力障害などと言ったバレー・ルー症候群にも似た症状が起きます。
脊髄にダメージを負ったのであれば、まずは安静することが最優先となります。
脊髄が傷つくとどうなる?
脊髄は神経ともつながっているので、当然なのですがバレーリュー症候群よりも重く整骨院で改善するのはとても難しいのです。
足のしびれを感じたら、念のためにMRIで確認する事を勧めます。
また、脊髄のダメージは神経をみないといけませんので、整形外科よりも脊髄外科に行く必要があります。
むち打ちで起こる脊髄の症状
むち打ちで起こる精髄の損傷は程度によって変わりますが、完全に損傷してしまうと感覚機能の消失を始め運動機能の消失、体温調整機能の消失、代謝機能の消失など完全麻痺の状態になります。
多少の損傷でも、損傷箇所によっては手足のしびれなどを引き起こしますし感覚の麻痺を引き起こしたり、逆に過剰に反応したり排泄行為が困難になったりと神経系のトラブルに見舞われます。
まとめ
脊髄が傷つくほどのむち打ちは、身体の他の部分も重大なダメージを負っている可能性が非常に高いです。
きちんと病院に通い身体を休めてください。